カロリーとの賢い付き合い方

§ 食・健康 §

カロリーは怖い?

私達は食事で得た栄養を燃やして動くエネルギーに変えたり、代謝をして体の材料にして要らなくなったものを体外に排出しています。

この「燃やす→使う→出す」は生命活動の一連のサイクルです。サイクルが活発であればあるほど体は元気な状態になります。その最初のステップは “燃料を燃やしてエネルギーを生み出す” こと。では生命維持活動のエネルギーに必要な燃料とはなんでしょうか。

それは・・・

 

『カロリー』です!

 

カロリーって「太る」とか「健康に良くない」というイメージがありませんか?でも果たして本当にそうなのでしょうか。そもそもカロリーとは何なのでしょう。

ズバリ!『単位の名前』です。

具体的にいうと “体の中でどれだけ熱に変えられるかを示すエネルギーの単位” です。

高カロリーと低カロリーの違いは「たくさん熱を作り出すかあまり熱を作り出さないか」というだけのこと。そこに “体に良い悪い” という違いはありません。しかし世の中全体の傾向としては「ローカロリーがヘルシー」というイメージが強く、「カロリーを抑えよう!」という方が多い様に感じます。もしそう思っているならばすごく勿体ない!

 

カロリーを味方につける

生命活動の一連のサイクルの第一歩は “カロリーを燃焼させてエネルギーを生み出すこと” 。だとするとローカロリーな食事はヘルシーなのでしょうか・・・?

<カロリーが低い食事をした時に体の中で起きていること>

・摂取したカロリーが少ないので熱を生み出せない

・カラダが生命の危機を感じて省エネモードになる

・体の機能が落ちる
(体温が上がらない、免疫力が落ちて風邪等にかかりやすなどのリスクがある)

残念ながらこれを見る限りヘルシーとはかけ離れています。健康を維持したいのならばカロリーを控えない(しっかり摂る)ことが大切!カロリーの力を味方につけて元気に活動できるエネルギーをたくさん作れる状態にすることが健康維持のカギです。

 

ま と め

・「カロリー」は単なるエネルギーの単位である
・活動のエネルギーを活発に生み出すにはカロリーをしっかり摂ることが大切
・低カロリー、高カロリーに体に良い悪という違いはない

今まで「健康や美容のためにカロリーを控えよう!」と思っていた方は、今この瞬間からイメージチェンジしましょう!!

活発にエネルギーを作り出せているかどうかの目安は “疲れやすかどうか” 。しっかりカロリーを燃やせている人は疲れる前に新鮮なエネルギーをどんどん作り出せるので疲れにくいのですが、燃やす力が落ちている人はエネルギー不足になりやすく、すぐに疲れてしまう傾向にあります。もう一つの目安は体温。理想は36.5~37度。36度前半は黄色信号、36度未満は赤信号です。体温が低い方はカロリーをしっかり摂って活発にエネルギーを作り出せる体作りをしていきましょう!

お勧めの食事は、カロリーをしっかり摂りつつ脂質の割合は抑えてくれる『しっかりごはん と 具沢山おみそ汁』を軸にした“一汁一菜&おかず1品”です。

しっかりごはん&具沢山おみそ汁についてはこちらの記事もおすすめです♪⇒「ごちそうを楽しんだ後の食べ方のコツ」

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