主食は断然ごはん

♪ごはんとお味噌汁♪

炭水化物は悪者?

最近「炭水化物を控えた方がいい」という情報が多い一方で「炭水化物は控える必要はない」という真逆の情報もあり、一体どちらが正しいのか分からなくなっている方が多いのではないでしょうか。結論をいうとどちらも間違えではありません。例えば糖尿病など何かしらの病態がある場合などは医師の指示により糖質のコントロールが必要な場合がありますが、生きるエネルギーを生み出すには炭水化物をしっかりとる必要があります。

さて、控える必要がある時と控える必要がない時の違い分かりますか?控えるのは何かしらの病態を持っていてコントロールが必要な時。特に病態がない人は控える必要はありません。理由は生きるためのエネルギーを生み出すのに炭水化物に含まれる糖質が必要不可欠だから。

炭水化物には「ごはん(お米)」「パン」「麺類」と主食になる物が多くありますが、日常的な主食としてお勧めなのは断然ごはん(お米)です。

 

ごはん(お米)を味方にする

 ~ごはん(お米)が優秀なワケ~
加工の過程が少ない・・・水のみの調理で炊飯すれば食べられるシンプルさ!!
■ 粒々の食感でしっかり咀嚼できる・・・自然と噛む回数が増える
日本人の代謝メカニズムに合っている・・・血糖値が急激に上がりにくく体の中で効率よく燃えやすい(エネルギーを生み出す)

■ 脂質の比率が非常に低い・・・おかずの調理に油を使っても脂質の割合を抑える事ができる
■ 実は優秀なたんぱく源・・・アミノ酸スコアが高い
■健胃整腸作用がある・・・胃腸の働きを活発にする
■レジスタントスターチが豊富・・・難消化性なので血糖値の上昇を抑える働きがある

一方パンや麺類はさまざまな原材料を混ぜ合わせて加工した物。油が含まれる事も多いので、おかずと組み合わせると脂質過多になり易くなります。以上の事を総合的に考えると日常の食事で食べる主食は「ごはん」。パンや麺類は嗜好品という位置付けで頻度を加減して楽しむのがお勧めです。

昨今の不定愁訴などのちょっとした体の不調は、お米を控えることによるエネルギー不足が要因であるケースが少なくありません。深刻なお米離れが進んでいますが日本人の体質にあっている主食は今も変わらずお米です。活動のエネルギー不足を防ぐ為にもしっかり食べてエネルギーをどんどん生み出せる状態を作る事が大切です。

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